- 1、原创力文档(book118)网站文档一经付费(服务费),不意味着购买了该文档的版权,仅供个人/单位学习、研究之用,不得用于商业用途,未经授权,严禁复制、发行、汇编、翻译或者网络传播等,侵权必究。。
- 2、本站所有内容均由合作方或网友上传,本站不对文档的完整性、权威性及其观点立场正确性做任何保证或承诺!文档内容仅供研究参考,付费前请自行鉴别。如您付费,意味着您自己接受本站规则且自行承担风险,本站不退款、不进行额外附加服务;查看《如何避免下载的几个坑》。如果您已付费下载过本站文档,您可以点击 这里二次下载。
- 3、如文档侵犯商业秘密、侵犯著作权、侵犯人身权等,请点击“版权申诉”(推荐),也可以打举报电话:400-050-0827(电话支持时间:9:00-18:30)。
- 4、该文档为VIP文档,如果想要下载,成为VIP会员后,下载免费。
- 5、成为VIP后,下载本文档将扣除1次下载权益。下载后,不支持退款、换文档。如有疑问请联系我们。
- 6、成为VIP后,您将拥有八大权益,权益包括:VIP文档下载权益、阅读免打扰、文档格式转换、高级专利检索、专属身份标志、高级客服、多端互通、版权登记。
- 7、VIP文档为合作方或网友上传,每下载1次, 网站将根据用户上传文档的质量评分、类型等,对文档贡献者给予高额补贴、流量扶持。如果你也想贡献VIP文档。上传文档
查看更多
社会化と教育アスピレーション ed.tohoku.ac.jp
東北大学大学院教育学研究科研究年報 第60集・第1号(2011年)
社会化と教育アスピレーション
三 輪 哲*
苫米地 なつ帆**
本稿の目的は、社会学や教育社会学において重要な研究対象である教育アスピレーションが、親
子の会話という「社会化」の影響を受けて高まるのかを再検討することである。そのため本稿では、
傾向スコア法を用いて、交絡要因をより厳格に統制した後でも「社会化」効果の証拠が見られるか
を検討した。分析の結果、親子の会話頻度は子どもの教育アスピレーションや成績に影響を与えて
いないことが明らかとなった。他方、出身階層は教育アスピレーションに影響を与えており、教育
達成をめぐる個人の意識は、出身階層による制約を免れてはいないことも明らかとなった。教育ア
スピレーションに対して、会話による社会化効果がないならば、高校生に対して親から積極的に働
きかけることは必ずしも有効ではない。因果的に効果があり、かつ親や教師から操作可能な要因が
見つからない限り、意図的に高校生の進学意欲を高めることには成功しえないと考えられる。
キーワード:社会化、教育アスピレーション、傾向スコア
1 はじめに
社会学において、アスピレーションとは、「社会的諸資源を具体的目標とした達成要求」(中山・
小島 1979)とされる。教育アスピレーションはその下位類型の一つにあたり、どの程度までの教育
達成をしたいかを示すものである。個人の教育達成に対する希望や意欲と言い換えてもほぼ同義と
いえよう。教育アスピレーションという概念が社会学的に重要なのは、それが地位達成の過程にお
ける重要な媒介変数となるからである。すなわち、出身階層や周囲の他者の影響を受けて教育アス
ピレーションが形成され、アスピレーションの高低は実際の教育達成へと影響する。ひいては、教
育が職業達成を規定するというように、ライフコースを通しての地位達成過程の中で、教育アスピ
レーションが階層的地位の再生産へと寄与する側面があるがゆえに、社会学や教育社会学の中では
教育アスピレーションが重要な研究対象として位置づけられてきた(片瀬 2005;Sewell et al.
1970)。
教育アスピレーションはあくまで個人の希望や意欲を表現するものであるから、本来はその個人
の自由な選択によって決定されるはずである。しかし実際には、個人の自由な意思だけではなく、
*教育学研究科 准教授
**
教育学研究科 博士課程前期
― ―1
社会化と教育アスピレーション
様々な要因によって教育アスピレーションが規定されている。なかでも検討されるべきなのは、親
子の会話の効果であろう。親子の会話頻度が教育アスピレーションへと直接に影響すると主張する
先行研究はさまざま存在する。Lauglo(2011)によると、親子間で政治に関する会話をする頻度が
高いほど、子どもの教育アスピレーションは高まるとされている。また、日本では島(2008)が、親
子で(子どもの)将来のことについてよく話をしているほど、教育アスピレーションが高まるとし
ている。これらが説くことは、よく会話をする親子ほど、子どもの教育アスピレーションは高くな
るということである。それを社会学的に解読するならば、「社会化」効果の証左として解釈されうる。
そうした「社会化」効果は、真の因果効果を示すものだろうか。この素朴な疑問が本稿の出発点
である。Lauglo(2011)で採用されたアプローチは、重回帰分析などの従来型の統計手法であった。
しかしながら、それは交絡要因の統制に難があり、因果効果を正しく推定できないことがしばしば
あると、近年の統計科学の立場から指摘されている(星野2009)。
そこで本稿では、社会科学における因果分析の先端的手法たる傾向スコア法を用いて、「社会化」
効果の再検討に挑む。傾向スコアによる重み付けをして交絡要因をより厳格に統制した後にも、「社
会化」効果の証拠が見出されるか否かが、分析解釈上の焦点となる。
2 先行研究と課題
⑴ 先行研究の知見
教育アスピレーション研究の
文档评论(0)